はちみつな彼の裏事情

「え?」



…祐くんは私が落ち込んでたことに気付いてたの?

全然目も向けないで…本当は私のこと見てくれてたの?





「ごめん、俺慰め方とか分からないから…変なこと言って…

まぁ、傘ないのは本当だけど…」


祐くんは、はにかんだ笑顔を見せた。




私の胸はドキドキとして、鼓動が早くなって、ぎゅっと痛くなった。



だけど…
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