はちみつな彼の裏事情

もう夏はそこまで来ているというのに、曇り空の今日はとても寒かった。



「祐くん…」




だけど、祐くんはそこには居なくて…ただただ後悔した。




あぁ…今日祐くん休みだった…どうりで居ないわけだ、なんて考えてみても、心は落ち着かない。





……私、別れたんだ、考えるのやめなきゃ…

泣きそうになるのを我慢して、1限目の授業の準備をした。
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