はちみつな彼の裏事情

「え…」


…誰もいないの?
それはそれでまずい気が…




「2階上がってすぐが俺の部屋だから、そこ行って待ってて。

あ、紅茶でいい?」



「うん、でも…
ミルク入れて」


「りょーかいっ」



そう言って祐くんは鼻歌を交えながら台所へと消えていった。
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