はちみつな彼の裏事情

紅茶を持って部屋に入ってきた祐くんは苦笑いしながら私を見た。


「あ…そうだね、座るね」

と言ったものの、どこに座っていいのかが分からないので
思わずふろちょろしてしまう。




それを見て更に祐くんは面白がっているようだ。



…これじゃあ男子の部屋に初めて来たってのがバレバレだよぅ


なんだか恥ずかしくなってきた。




「柚希…ここ座りなよ」
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