はちみつな彼の裏事情


私が座ったすぐ横に佑は腰掛けた。


「明日って小テスト何がある?」

「数学と、世界史?」

「英語もだよね?
なんか俺、勉強してないからまずいよね」

「佑、頭いいから大丈夫だよ」


なんて普通の会話をして、笑いあう。
当たり前のことだけど、すごく幸せだった。




当たり前のことだから
余計に幸せを感じるのかもしれない。


< 181 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop