はちみつな彼の裏事情
「大丈夫だって!
なんならさ…確かめてみたら?」
はるの発言に驚きながらも私は否定する。
「無理無理!というか…実は私もいきなりで、うん、としか言えなかったけど…好きなのか憧れなのかわからないんだ…」
自分の素直な気持ちを正直に話した。
はるは私の手をもう一度握り直す。
あったかい…
はるのさりげない優しさが嬉しかった。
「ずっと憧れだって思ってたのに、いきなり告られて分かんなくなってきちゃってるんだね…
じゃあ、自分の気持ち、鈴木くんの気持ち
両方確かめるためにもちゃんともっと話さなきゃ。」
はるは優しく言ってくれる。
「ありがとう、私電話してみるよ」