はちみつな彼の裏事情

家に帰り、携帯の電話帳の中から鈴木くんの名前を探した。


…メールとかならもっとこういう話も聞きやすいだろうに…


だけど私は電話番号しか知らない。
電話かけるしか手がないのだ。






鈴木くんの番号を見つけれても、なかなか私の決心がつかなくて
ボタンを押せずにいた。



ドキドキ…


電話するだけでどうしてこんなにドキドキしてしまうのかな?…




ただ時間ばかりが過ぎて、携帯を握りしめたまま30分以上が過ぎた。



まだボタンは押せない。
< 50 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop