はちみつな彼の裏事情

「そろそろ昼休み終わるねー…」



突然鈴木くんが言い出す。


「そうだね、そろそろ行こっか。」


私は立ち上がろうとした。



「ちょっと待って」

鈴木くんはそんな私にストップをかける。




訳が分からなくて立ちっぱなしでいた。


「さっきさぁ、柚希、鈴木くんって言ったじゃん…

祐がいいのになぁ…」






…さっき、っていつ?
私には記憶にはないのに、鈴木…祐くんはしっかりと覚えていた。
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