ちゅーりっぷ


あたしは少し考え大好きなものをねだった。



“ちゅーりっぷ”



キミはポカーンとした表情でそれだけと聞いてきた。



あたしはあくびをしながらコクンと頷いた。



キミはクスクス笑うとわかったとあたしの頭を撫でた。



あたしは真っ赤なちゅーりっぷのように顔が一色に染まった。
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