極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
第1章

12年前の約束

銀ちゃんはあの約束をまだ覚えていますか?


父親は単身赴任でいつも家にいない。


母親も毎日遅くまで仕事。


5才だったの私はいつも近くの公園で一人で遊んでいた。


その光公園に一人でいるお兄ちゃんを見つけて、お兄ちゃんは中学生ぐらいだったと思う。


学生服を来たお兄ちゃんはいつもブランコに座って、携帯でゲームしてた。


中学生にしてはかなり大人びていて、髪も金髪だし、周りにいた子供たちはお兄ちゃんを怖がり近づこうとしない。


私は勇気を出してお兄ちゃんに話しかけた。


「こんにちは私のなまえは真子、お兄ちゃんの名前教えて下さい。」


お兄ちゃんは笑顔で答えてくれた。


「こんにちは真子ちゃん。俺の名前は銀平、銀ちゃんって呼んでいいよ。」


銀ちゃん、カッコいい名前だな。


優しい笑顔が素敵で、私は銀ちゃんと友達になりたいと思った。

兄妹がいない私にとって、お兄さんは憧れの存在だったから。


銀ちゃんは全然怖くなくて、とても優しいお兄さんだった。













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