極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
麻美は俺にはもったいないほどのいい女。


俺の初恋の人。


「無理しなくていいのに、私は今のままで幸せだから。」


麻美、ありがとう。


今まで一人で寂しい思いをさせた。



「これからここで、一緒に暮らそう。」


麻美は子供のように大声で泣き出した。


「麻美、遅くなってごめん。」


俺は久しぶりに麻美を抱き締めた。



「真子の事頼んだから、あの子の側にいて助けてやってほしい。」


麻美の気持ちは分かってるから。


「俺が全力で二人を守るから心配するな。麻美と暮らす時は極道から足を洗ってからと思ってたのに、約束を守れなくてごめんな。」


「どんな鉄二でも構わない。まさか、真子が私と同じ道を歩むとは思わなかったけどね。」


本当にそうだな。


俺が2人を守るから麻美は心配しなくてもいい。


この腕の中に麻美が戻って来てくれたのが嬉しい。


この日、麻美と久しぶりに愛し合った。


俺は幸せだ。


もう、麻美と離れては暮らせない。













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