極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

高校生活

両親が幸せなのは嬉しい。


組にいる時の鉄二さんの顔が優しくなった。


母さんから聞くのろけ話、どれたけ鉄二さんに惚れてるのか。


電話でこの前の事を謝って来た、母さん。


「真子の事を親不孝者だと思ってないからね。真子には一杯寂しい思いをさせたから、銀平君に甘えて幸せな家庭作りなさい。」


母さん、良かったね。


鉄二さんが母さんを愛てるのが、見ていたら分かるもの。

鉄二さんに愛されて、母さんが幸せな事が嬉しい。


「何ニヤケてんだ、学校に遅れるぞ。」


朝は必ず銀ちゃんが学校まで送ってくれる。


帰りは鉄二さんだったり、マサさんだったりするけど。


マサさんがお迎えの時は、必ず銀ちゃんから電話が来る。


何を心配してんだろ。


銀ちゃん、おかしいよ。


本当に心配し過ぎ。


マサさんの何を心配してるの。










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