極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
その時、銀ちゃんの携帯がなった。


誰から。


【え、泊まるから明日も帰れないって、店どうするんだ。俺に頼むだと何を言ってだよ。真子にありがとうって分かったけど、おい切るなよ。】


龍人さんは決心したのかな。


「明日は早紀さんの親に話に行くから、店頼むって言われた。勇太、明日も頼むな。」


ごめんなさい、勇太さん。


「あぁ了解、明日は店が休みだからいいよ。あ、もうこんな時間、かあちゃんに怒られるなぁ。」


かあちゃん?


勇太さんのお母さんの事。


「勇太は結婚して二人の子持ち、嫁さんの連れ子。嫁さんは勇太より10才年上で、飲み屋で逆ナンされ押し倒されたらしい。」


勇太さんが銀ちゃんを睨む。


「俺がかあちゃんを好きになんたんだよ。娘二人も可愛いし、今かあちゃんの腹の中に三人目がいるんだ。」


勇太さんは幸せだね。


勇太さんのかあちゃんと、可愛い子供にも会いたい。


家族が増えるってなんかいいな。


幸せが溢れてるもの。


自然に笑顔になれるし。









< 238 / 367 >

この作品をシェア

pagetop