極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
鉄二さんに迎えに来て貰った。


父さんに会えて気持ちが少し落ちつく。


｢真子の送迎はおまえに頼むからよろしく。｣


｢何で俺なんですか。今までずっとマサだったのに、マサ何かやらかしましたか。｣


鉄二さん、それ以上は聞かないで下さい。


銀ちゃんのご機嫌が悪くなるから。


このまま何も言わないでほしいのに。



｢マサは真子が好きなんだ。マサは真子に告たりはしねぇけど俺が嫌なんだよ。マサが真子を愛しそうに見つめてる姿なんか見たくもねぇ。｣


そんな切ない顔しないで、私まで辛くなる。


誰も悪くなんかないのに、どうしてこんなことになってるのか。


｢承知しました。俺が真子の側にいてマサから守り抜いて見せますよ。真子とは親子ですし、仲良くやりますから安心して下さい。｣


鉄二さんが父親だなんて、あまり自覚ないですけど。


でも、父さんと一緒は嬉しいかも。


明日から学校が楽しみになった。


父さんが一緒にいれば、きっと大丈夫だと思えるし、あまり、マサさんの事を意識するのも止めよう。









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