極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

拉致

あれから銀ちゃんと話していない。


なんか上手く騙された勘があって、私的には面白くないのだ。


「真子は俺を信じてればいいんだ。」



口なんか聞いてやらない。


銀也君が銀ちゃんの子供ではなかったのは確かだけど、銀ちゃんとコウさんは付き合っていた訳で、なんかすっきりしないし。


私は銀ちゃんだけを思って12年間待ってたのに、銀ちゃんはどれだけの女がいたかと思うと、簡単に許せない。


「銀平君を許してあげなさい。みんな過去の事なんだからね。」


過去で片付けてしまう事に納得がいかない。


「母さんは平気なの鉄二さんの過去。」


「鉄二を愛してるから許せちゃうのかな。銀平君は女がほって置かないから、仕方ないというか、あんたは苦労するわね。」


その言い方、凄く気になるし、嫌なんですけど。


銀ちゃんはこの先も色々あるって事でしょ。


こんな事でびびってられないと思いながら、何だか気持ちがすっきりしない。


もうイライラする。


銀ちゃんのバカ!


無視だ、無視。







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