極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

銀平の未来への思い

何でおまえはそんなに無茶をする。


真子を守ると誓ったのに、俺はおまえに守られなきゃいけないんだ。


頼むから無茶しないでくれ、おまえが死んだら俺は生きて行けない。


真子がナイフを持ってる、修司の前に飛び出して来たのには本当に驚いた。


そこだけが、ドラマのスローモーションのように見え。


俺が真子を庇おうとしたが遅かった。


お願いだから、自分の命を大切にしてほしい。


もう二度と、こんな思いはごめんだ。


医者からは、このまま意識が戻らない可能性もあると告げられた。


そんな事あるものか、このまま真子を死なせたりしない。


真子、死ぬな!


頼むから目を覚ましてくれ。


真子とこうして出会えたのに、どうして、又別れなくちゃいけない。


神様は意地悪だ。


真子を俺の所に返して下さい。







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