極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
ノックすると、どうぞと返事が帰って来た。


車椅子の私に驚く、純ちゃん。


驚かせて、ごめんね。


「こんにちは、私はケガしてこの病院に入院しているの。退屈で純ちゃんとこに遊びに来ちゃった。」


「真子さん、ありがとう、真子さんに会えて嬉しい。」


部屋の中にマサさんもいた。


ちょっと気まずいけど。



「もう出歩いていいんですか?」


笑顔、笑顔。


「大丈夫、今日から車椅子で移動の許可が出たの。だから、純ちゃんに会いに来ちゃいました。」


マサさん、そんな心配そうな顔しないで下さい。


私はこんなに元気だし、純ちゃんと銀ちゃんの事も私の誤解だったし。


だから、マサさん、もう何も心配しなくていいです。


マサさんはずっと純ちゃんの側にいてあげて下さい。


純ちゃんもマサさんが側にいてくれたら、きっと安心すると思います。







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