極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
今日は泣かない。


泣かないと決めた。


「真子さん本当に高校生ですか。私と同じ年とは思えない。身長もあるし、お姉さんみたいな感じがする。」


そうかな。


「じゃぁ、今日から私は純ちゃんのお姉さんになるよ。」


純ちゃんが嬉しいと笑う。


可愛い、笑顔。


「もう死ぬのが怖いとか思うのは止めた。今日はバレンタインだから、銀ちゃんにもチョコレートあげる、明日は又真子さんとおしゃべりしたいな。」


約束しよう。



「そうだ明後日は、アイスクリーム食べたいな。そうやって考えると毎日が楽しくなるね。マサ兄が真子さんを、好きになったのが分かる気がする。」


私は純ちゃんが思うような女じゃない。


バカでアホで、何にでも首を突っ込んで、かなりの慌て者で。


一人では何も出来ないくせに、早とちりで突っ走ってしまう。


全然可愛くない女の子なんです。


でも、純ちゃんにそう思われて嬉しい。


銀ちゃんも私といると毎日が刺激的だと言うけど。


それはどうかな。









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