極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
純の夢を叶えてやりたいと思っていたが。


真子さんの夢の話。


「純ちゃんが純白のウエディングドレス着て、タキシード着たマサさんと腕を絡めて歩いてた。純ちゃんはとっても幸せそうだった。」


純も同じ夢を見たらしい。


「マサさんにお願いがあるの、純ちゃんにウエディングドレス着せてあげてほしい。」


マサさんが頷いた。



「ウエディングドレスは用意してあります。純に誕生日のプレゼント何がいいか聞いたら、ウエディングドレスを着たいと言ってました。」


ウエディングドレスを着せてあげたいと思ったが、それも叶わなかった。


俺の嫁さんになりたいと言う純の夢を、俺は叶えてやれなかったのだ。


なら、せめてウエディングドレスを着せてやりたい。


最後の純の願いを叶えてやりたいと思った。


俺にはそんなことをぐらいしか出来ないから。








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