極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
病院の看護師さんにお願いして、純にウエディングドレスを着せる事にした。


真子さんも手伝ってくれる。


「純ちゃん、綺麗。」


純、綺麗だよ、お姫様みたいだな。


純がいなくなって、明日からどうやって生きていこう。


俺にはもう何もない。


生きる希望がなくなった。


「おまえには、まだまだ頼みたい仕事があるんだからな。いつまでもメソメソなんかしてらんねぇから。」


忙しく仕事をしていれば、きっと純の事は忘れられるはず。

真子さんは純の手紙を鞄にしまい、読もうとしなかった。


純は真子さんに、どんな手紙を書いたのかどうしても気になってしまう。


組長がいる所では読み辛い内容だったのか、俺は気になって仕方なかった。


後日手紙の内容を確認すればいいか。










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