極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます

銀平の苦しい胸の内

真子が実家に帰りたいと言った時から、俺の不安は増すばかり。


マサは真子が好き。


真子もマサが好きなんじゃないかと思うと、真子をそんな目でしか見れなくなっていた。


真子にマサが好きだと言われたら、俺はマサに何をするか分からない。


ふと真子を見ると、真子が又マサを見つめていた。


その真子の視線に気付いたマサは、真子に優しく微笑む。

なんなんだ、いつの間にそんな関係になったんだ。


多分、純からの手紙を読んでからだと思う。


真子はその手紙を俺に見せようとしなかった。


何が書いてあったんだ。


もしかして純の奴、真子にマサの事頼むとか書いてあったのか。


だから、真子はマサの事気になっているのだろうか。


イライラが収まる事はなかった。


この気持ちを何処にぶつけて良いのか分からない。








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