極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
結局一睡も出来ずに仕事をした。


腹も減り体がダルい。


マサに会いたくない俺は、真子の送迎を鉄二に頼もうと電話をした。


「真子の送迎鉄二に頼みたい。」


「昨日は銀ちゃんに会いたくなったと行って帰りました。うまく仲直り出来て良かったですね。真子の事頼みましたよ、真子泣かしたら、たとえ組長でも俺は許しませんから。」


鉄二の言葉が胸に突き刺さった。


俺はどうすればいい。


それにしても、腹が減ったなぁ。


俺は何をしたいんだろ。


真子は俺と仲直りする為に帰って来たのに、俺は女の香水匂わせて、酔っていたとはいえ女とホテルにいたなんて、俺って何処までバカ。


その時携帯が鳴った。


あ、真子からだと思うと嬉しくなり。


「早く帰って来なさい。銀ちゃんの昨日の浮気相手が、屋敷に乗り込んできたから。何で私と同じ名前の女、許さないから、メッタ切りにしてやる!」


真子、怖すぎです。


でも、嬉しい。


もう銀ちゃんなんか要らないと言われたら、どうしようかと思った。


早く真子の顔がみたいけど、もう一人の摩子をなんとかしないと、不味いな。


とにかく、屋敷に帰るか。








< 349 / 367 >

この作品をシェア

pagetop