極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
極道になってからの若は、人が変わったように荒れまくり、毎日大酒を飲み女遊びも激しくなった。


確か若にはずっと思い続けている女がいるはずなのに、何で女遊びなんかするんだ。


酔った若が泣きながら話してくれた事は。


「極道になった俺は真子には会えない。俺は極道から足を洗い、真子を迎えに行くつもりでいたのに、俺には真子を迎えに行く資格がない。」


俺は若の純粋な気持ちを知り、なんとかしてあげたくて、叶真子を探すことにした。


高校生になった叶真子は、若から聞いていた以上に綺麗な女の子。


叶真子が通う学校の様子や、友達と遊ぶ叶真子の写真を撮り続けているうちに。


俺は写真の中の叶真子に、恋をしてしまった。


この気持ちは、一生誰にも言わず墓場まで持ってくつもりでいる。


若には絶対知られたくない。


知られてしまえば、ここにはいれなくなるから。


必死で自分の気持ちを隠し続けた。









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