極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
大人げないな本当に銀ちゃんは。


そんなに心配しなくてもいいのに。


「あんな男のいるとこに、真子行かせたくねぇ。俺は教員免許持ってるし、俺がこの学校の教師になればいいか。」


止めて。


「嫌、駄目、銀ちゃんが先生になったらモテるから嫌だ。毎日焼きもち妬かなきゃいけないなんて、考えただけで疲れるもの。」


はぁ。


「それもそうだな。俺がモテても意味ねぇし、心配だから俺が毎日送迎する。」


どうして、そうなるの。


「マサさんでいいのに。」


「マサと真子を二人切りに、俺がさせたくねぇんだ。」


どうして、そこまで拘るの。


「急がないと遅刻だぞ。マサのことは又話すからさっさと行け。」


銀ちゃんは何を言いたいのだろ。


マサさんの何を話すつもりなのか。


マサさんに何か大きな問題があるとか。


そんな事ばかり考えていた。


マサさんの事が頭から離れない。








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