極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
第2章

好きな気持ち

ギター部に席はあるが、ほとんど部活には出ていない。



銀ちゃんが迎えにくるから、急いで帰りの支度をした。


仁はサッカー部で、結香はマネジャーをしてる。


「結香、銀ちゃん迎えに来るから帰るね。」


「銀ちゃんによろしく。真子は銀ちゃんとこに帰るんだよね。」


私が頷づくと。


仁が睨んだ。


「オバサンに話してあるのか。あいつと暮らす事をおばさんは許してくれたのか。」


頷くしかなかった。


「何で泣きそうなんだ。おまえは何か、俺たちに隠してるだろ。」


そんなこと言わないで。


又、泣いてしまう。


「真子を虐めないでよ。真子には真子なりの考えがあって行動してるんだから、暖かく見守ってあげようよ。」


又、仁が睨む。


「俺は真子があいつといて幸せになれるとは思えない。」



ごめんね、仁、私の事心配してくれてありがとう。


私は大丈夫、銀ちゃんと一緒に幸せになるから応援してほしい。


お願いだから、仁、そんな顔をしないで。














< 67 / 367 >

この作品をシェア

pagetop