極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
マサさんが私を見た。


何を言いたいのだろうか。


「若は真子ちゃん一筋ですから。」


分かってるつもりだけど。


マナさんがマサさんに連れられて席を立った。


「銀平が幸せなら我慢するわ。銀平が呼んでくれたら、いつでも会いに来るから。」


銀ちゃんが笑う。


その優しい笑顔は罪です。


「それは一生ないな。真子にマジで本気だから、真子守る為なら、俺は何でもするよ。」


銀ちゃんの本気を感じた。


信じても大丈夫だよね。


「嫌な思いばかりさせて本当にごめん。真子に会うまでの俺はどうしようもない男だった。俺の話聞いて引いてもいいけど、頼むからいなくならないでくれ。」


銀ちゃん狡い、そんな切ない顔して言わないで。


銀ちゃんの事信じたいけど。


胸が苦しくてたまらなかった。


この苦しみはなくなるのだろうか。


私が苦しいと言ったら、銀ちゃんは離れて行きそうで、怖い。


お願い強く、私を抱き締めて。


銀ちゃんの腕の中で、幸せを感じたかった。














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