極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
マサさんがマナさんを送り届けて帰って来た。


明良さんは酔いつぶれてるし。


もう、頼れるのはマサさんしかいない。


「マサさん、明良さんの妹さんの居場所知ってますか。」



マサさんが驚いて、銀ちゃんを見た。


銀ちゃんは苦笑い。



「千佳さんが田舎に帰ってしまうの。銀ちゃんの過去はどうする事も出来ない。私は朝田銀平の妻として、銀ちゃんと一緒に千佳さんに誤りたい。」


つべこべ言わせないから。


「何で真子が、」


うるさい。


黙りなさい。


「口出しなんかさせないわよ。私に従って貰いますからね。」


マサさんが吹き出した。


ここって、笑えるとこ。


「若、すっかり真子さんの尻にひかれてますね。」


「マサ、あのなぁ、」


うるさい。


「銀ちゃん、モタモタしないで行くわよ。マサさん、車お願いします。」


嫌がる銀ちゃんの腕を掴み、車に乗り込んだ。


本当は心臓がバクバクして、逃げ出したかったけど。


逃げても、何も始まらない。


だから、覚悟を決めた。













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