終わりのない道
「お兄ちゃんは…お…大きく…なっ…なった…ら…」
「お兄ちゃん?」
バタッ
少年は崩れるように倒れた。
少女も背中に乗っていたため倒れた。
「お兄ちゃん?」
少年から返答はない。
「お兄ちゃーん!」
少年を呼ぶ少女の声はそこら中にこだました。
「だれか…助けてよ…お兄ちゃんを助けてよ…」
人が通る気配もなく辺りは夕闇に包まれていった。
助けを呼び続け疲れ果てた少女もいつの間にか気を失っていた。
「お兄ちゃん?」
バタッ
少年は崩れるように倒れた。
少女も背中に乗っていたため倒れた。
「お兄ちゃん?」
少年から返答はない。
「お兄ちゃーん!」
少年を呼ぶ少女の声はそこら中にこだました。
「だれか…助けてよ…お兄ちゃんを助けてよ…」
人が通る気配もなく辺りは夕闇に包まれていった。
助けを呼び続け疲れ果てた少女もいつの間にか気を失っていた。