シルバーブラッド ゼロ
拳銃におさまる弾の数なんか知らない。
けれど、これで終わりじゃないのだけは、ハッキリわかる。
次は…
男を見た。
真っ直ぐこちらへ向いている。
次は、頭だ。
浩之は、目を閉じた。
破裂音がして、バラバラと頭上からガラスのカケラが落ちてきた。
目を上げると、そこに付けられていた蛍光灯が、弾を受けて砕けていた。
男のシルエットは、そこに凍り付いて立っていて、それからゆっくりと浩之の方へ倒れてきた。
「ごめんなさい、遅くなって」
けれど、これで終わりじゃないのだけは、ハッキリわかる。
次は…
男を見た。
真っ直ぐこちらへ向いている。
次は、頭だ。
浩之は、目を閉じた。
破裂音がして、バラバラと頭上からガラスのカケラが落ちてきた。
目を上げると、そこに付けられていた蛍光灯が、弾を受けて砕けていた。
男のシルエットは、そこに凍り付いて立っていて、それからゆっくりと浩之の方へ倒れてきた。
「ごめんなさい、遅くなって」