シルバーブラッド ゼロ
「惚れられてなんていないよ」

「そうか?オレは、エイジュがオレを暗殺するように指令を受けたとき、お前のいる所に探しに行くようにプログラムしておいたんだ。

今頃お前は、オレに間違われたにしろ、目撃者になったせいにしろ、殺されているハズだった。

それが生きているってことは」

「そんなこと、どうだっていい」

だいたい、エイジュが出来上がった瞬間に、オレを狙いに来るように仕向けなかったって事の方が、不思議なくらいだ。

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