MOON LIGHT
「そっかぁー…、じゃぁ1人なのかな??」
『っ…!!?』
怖くて声が出せない…、初めての展開で足も震えだしていた。
「…??」
厭な笑みえお口元に浮かべながら男が近づいてきた。
「綺麗な髪の毛だね…」
『…っ、いやぁっ!!』
おもわず、髪の毛に触れようとしてきた手を払ってしまった。
男の顔が怪訝に歪んだのが最後…私の視界は天井へと移った。
『ぇ…!!?』
何が起きたのか全く分からなかった。
目の前には、男の顔。
「ンフフ…」
気色の悪い笑い方で、やっと自分が置かれてる状況を理解した。
でも、どんなに足掻こうと成人男性に6才の女が適う訳がない。