お家
「本当につれねー女。ま、いいけどさ?遊ぼーよ?」




なんか怖いって言うよりキモい。



「あの、すいません。誰?」




「誰?って、おいおい(笑)」




はは。そうですよね。名前言ってくれるわけないか。



「おねーちゃん、何カッ『そいつはAもねーよッ!!!』




?????




愛ちゃんッ!!!




「愛ちゃんッ!」




でもAくらいあるっつの。てか、なんで?見た?




「あ!愛輝さんッ!連れですか?すみませんでしたッ!!!」




何何何?




数名のキモい人達は愛ちゃんに向かって土下座しだした。



「あのさ、こんどやったら殺すよ?あんまりいきがらない方がいいかもね」





あ、愛ちゃん。



もしかして、助けてくれた?



「あ、いちゃん・・・」




「雪ッ!!」



恋人でもないのに抱きしめられた。



胸がドクンドクンする。



なんでかなぁ?



「あい・・・ちゃん?」




「頼むからさ、一人にならないで?」



あ、そっか。私が危険な目に会ったら愛ちゃんがお母さんに殺されるからか。



てか、ハグしなくてよくない?



「ごめん。雪。ごめんな。怖かったな。ごめん」



震えた声で言う愛ちゃん。



「大丈夫だよ。心配かけてごめんね?」




「ごめん。本当。お前、Aカップあるのに・・・ごめん」




そんなことない!って・・・ちょっと待ってください。




「愛ちゃん、なんで私のカップ知ってるの?」



「今わかった。」



・・・。




バッ!!!



は、恥ずかしい・・・・今あたってたのかな?



いやだーお嫁にいけないー!!!!!!!!!!!!





「愛ちゃんの馬鹿ぁ!!!!!!!!」




私の声は、神社中に響き渡った。
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