お家
とりあえず家に着いた。





「ただいま~」




「ハハッ!あ、雪帰ってきた・・・おかえり~!」




今日はお仕事行ってないみたい。昨日撮ったお笑いをみているらしく、笑い声が聞こえる。







「愛ちゃん~!出てきてー!!」







「何?ってお前、何しに来たんだよッ!!」







ライ君の顔を見ていきなり胸ぐらを掴みにかかった愛ちゃん。





「え?視察?一つ言うけどさ、兄貴、趣味悪くなったね?」






冷やかし口調のライ君。







同じ顔なのに全然ちがう性格。







二人の過去に、何があったんだろう。






「やめなッ!」




それしか言うことがないんだ。





本当に情けない。







< 75 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop