お家
「それに、薬入れられたろ?こんなにガリガリになって」




「もうあたし、死にたいよ」




「死ぬなんて言うなよ。佐々木も薬してんのか?」





「今日も朝から・・・」








信じられなかった。








親が薬で壊れていくなんて。









それもあの、佐々木という男のせいで。









それからしばらくして、連絡がはいった。











―――――母親が自殺した――――




俺は佐々木を殺そうと思った。
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