恋してる


―――キーンコーンカーンコーン――

うわ~チャイム鳴っちゃったー

このまま無視したら
明日に響くしな~

「ごめん海川待った?」

「ううん全然」

「そかよかった~」

「で何?」

「えっあのさ…もうすぐ卒業じゃん‼」

「うん」

「俺ずっと海川に言いたい事が
あったんだ。しんけんに聞いてな。」

「うん・・・・」


「俺…中学からお前が好きだった。
だから・・・付き合ってほしいんだけど…」

えっ…

夢?

夢?

これは夢?

あまりに突然すぎて…

分かんない。

「海川?」

あっそうそう
返事‼

「本気?」

「うん・・・」

「私は、明日っ夏人に
告白しようと思ってた
だから…ありがと
私も夏人と同じ気持ち。」

「えっホントに?」

「うん…」

「よっしゃー」

「ははははぁ‼」

「よろしくな」

「こちらこそ」

「じゃぁ帰るか」

「うん」
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