スキ×キス
歩いてるときは特に会話もなくて、でも龍登があたしのペースに合わせてくれて。

で、お互いの家の前。

「じゃあね」

「ああ」

ドアノブに手をかけた瞬間
「くるみ」

「なに?」

「朝俺を起こしに来い」

なんで?朝苦手なのに~
って思ってると目の前に龍登がいて。
しかも壁に手ついて家に入れないようにしてるし。体とか顔とか近い!
顔真っ赤だよ~

「返事」

「・・・う、ん」

「じゃあな」

すばやく家に入って、頬をさわってみる。

「熱い」

龍登にドキドキさせられっぱなしだ
< 19 / 30 >

この作品をシェア

pagetop