LOVE BAD BOY


向こうから私より小さい男が駆けよってきた。

「なんだよ、ツレがいたのか。」

さっきまで私をナンパしていた男が立ち去った。

「いや~危なかったですね。大丈夫ですよもう。」

そう言って私の頭に手を置いた。

「あ…頭に触るな!」

手を払いのけて私は駆け出した。

はぁ…はぁ…
最悪
男に助けられたうえ、頭まで触られた。

屈辱

< 2 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop