★バレンタインの奇跡★


・*・*・*・*・*・

「ぜっったい無理ぃ~!!」

「大丈夫だよ(笑)全部作りもんだって。」

「じゃあ1人で行ってぇ~っ!!」

あたしはお化け屋敷の入り口で叫んでみたけど、無理やり溝端君に引っ張られて入る。

絶叫系は大好きだけど、こっちの怖さは全然ダメ。

足がすくんじゃう。

自然と溝端君の腕を掴んで密着しちゃう。

「やー、やっぱお化け屋敷は女の子と入んなきゃね♪」

溝端君はあたしの反応見ながら楽しんでるようだ。

なんかホントイメージと違うんだけどっ!

半泣きで睨んでしまう。


< 40 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop