★バレンタインの奇跡★
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「ぜっったい無理ぃ~!!」
「大丈夫だよ(笑)全部作りもんだって。」
「じゃあ1人で行ってぇ~っ!!」
あたしはお化け屋敷の入り口で叫んでみたけど、無理やり溝端君に引っ張られて入る。
絶叫系は大好きだけど、こっちの怖さは全然ダメ。
足がすくんじゃう。
自然と溝端君の腕を掴んで密着しちゃう。
「やー、やっぱお化け屋敷は女の子と入んなきゃね♪」
溝端君はあたしの反応見ながら楽しんでるようだ。
なんかホントイメージと違うんだけどっ!
半泣きで睨んでしまう。