★バレンタインの奇跡★


「それより由加里はどーなのよ、昨日っ!青山クンと2人で一晩過ごしたんでしょ?」

あたしの問いかけに、由加里は平然と答える。

「あぁ。やったよ?まぁ2人ともかなり酔ってたし。やっちゃったよね。」

「はっ!?やっちゃったって、そんな軽くっ!」

あたしはびっくりして服を着る手が止まる。

「そんなびっくりしないでよ、麻衣は純情だなぁ。もう大学生なんだし、あたしは麻衣と違って初エッチも高校で済んじゃってるしさ。まぁ飲んでノリでってのも、たまにあるんだよね。青山って結構かっこいいし?///」

由加里が少し照れながらそう言った。

「由加里、青山クンのこと好きなの?」

「それはまだ分かんないけど。付き合おうって言われたら付き合う、かな。じゃなきゃいくら酔っててもやらないし☆いいな、とは思う…」

軽く言ってるけど、由加里は青山クンに惚れたんだ。

何だか嬉しいかも。

青山クンも、由加里と同じ気持ちだといいな♪

「じゃあ、今日は2・ 2に別れて観光しよっか☆」


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