恋の唄
私達は、クラス表を見てそれぞれの教室に行った。
担任の先生は、中村先生。
中村先生は、数学の先生だ。
私は、数学が好きなのでなんだか嬉しかった。

私の名字は「佐倉」なので、結構、名前の順では前の方…

「あ…さっきの人……。」

さっき、真衣と見ていた派手な女の子は、同じクラスだった。

『こんにちはッッ』

「あ…えと……こんにちは。」

その女の子に声をかけられた私は動揺していた…

『佐倉 愛ちゃんだよね?』

どうして私の名前知ってるの?
そして、その女の子は私の前の席に座った。
名札を見ると…

…佐倉 怜奈
同じ名字なんだ…

「どうして…?」

『クラス表見たら、同じ名字の子がいたからァ~」

この子…結構カワイイなぁ……。

「怜奈ちゃんって言うんだー…。」
『怜奈でいいよ~。』
「え…あ。うん...」

私は、真衣くらいしか呼び捨てにしたことが無かった…
でも、この子話やすいなぁ…

『愛って呼んでもいい?』
「いいよ~。」

なんとなく…怜奈は見た目は、少し引いちゃったけど、話してみると、格好面白い…。
< 5 / 7 >

この作品をシェア

pagetop