かんのれあ
「っ、学校!!」


あたしは勢い良く、布団を蹴って体を起こした。



壁の時計は、12時少し過ぎた辺りを指していて、

今年度に入って一度も休んでいない事を思い出すと、

目も開かないし、一気に焦る気が失せてしまった。



そして、昨日のままの格好と、散らかしっぱなしの部屋を見て、

嫌でも昨日の事を思い出す。
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