かんのれあ
「ようするに、男の人からすると、恋愛モノは邪道って事?

青春とか友情とか家族愛とか、そーゆう方がいいの?」


あたしが俊一の好きな物をバカにしてるのではなく、純粋にそれを知ろうとしてるのが伝わったらしい。


俊一は相変わらず眉を潜めたままだったけど、さっきの不機嫌さが和らいだ気がした。
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