3歳差恋愛



───2日後。


勉強なんか手につかないよ…

何話したらいいのかな…?




「あのさ、里美」


あたしは里美の席の隣に行って言った。



「ん?ほうひたの?(どうしたの)」


里美はメロンパンを食べていた。



「あたし、今日先輩と会うの…」



「…え゙!?ゔぇほっ、え゙ほっ」


あたしはペットボトルの蓋を開けて、
喉を詰まらせた里美に渡した。





「ん゙あ゙ー!生き返った」



「驚かせてごめん」



「で、会うからどうしたの?」



「何話したらいいかなと思って…」



「そんなに考えても、
ぎこちなくなるだけじゃない?」


里美の言葉って、

妙に説得力がある。




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