3歳差恋愛



遂に5時に集合場所に

着いたのでした。





そこには茶髪で、

すらっとしていて、

細身な男性がベンチに座っていた。







あの人、先輩だよね…?




勇気を振り絞って、話し掛けた。



「…あの…先輩ですか?」



「あぁ!うん、そう!」


あたしに気付いてくれたのか、

先輩は立ち上がった。




「はっ、初めまして」


あたしはペコッと頭を下げた。



「初めまして」


先輩は八重歯を出して、

ニコッと笑った。






…可愛い。




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