3歳差恋愛
「ゲーセンとか久しぶりだわ」
ゲーセンを目の前にして、先輩は言った。
「あたしもですよ!何やりますか?」
「何かやりたいのある?」
「えーっと…
あの車のゲームやりたいです♪」
あたしは近くにあるゲームを指差した。
「いーよ☆俺、苦手なんだよねー」
先輩は、笑いながら車のシートに腰掛けた。
「これ100円?」
「そうですよ♪」
あたしもお金入れなきゃと思った時、
あれ?
あたしまだお金入れてないのに…
「もしかして、先輩…?」
「100円くらい、いいから♪」
先輩があたしの分まで入れてくれていた。