君が教えてくれた事〜晴香〜
学校につき教室の前に貼ってあるクラス表を確認する。
有里が走って見に行った。
「晴香!同じクラスだよ!やったー」
「よかった〜、教室行こ!」
「あ、先に行ってて!トイレ行ってくる〜」
「うんっ」
先に教室に入るとみんなは廊下で話していて誰もいない。
席に座ると知らない学校の男子が話しかけてきた。
「ねぇねぇ!どこ中だった!?アド教えてよ〜」
気持ち悪い…。
肩を触られた瞬間鳥肌がたった。
「ねぇ何か喋ろうよ!俺、南中だった雅人っていうんだけど君名前は!?」
鞄を机におき隣の席に座りだす。
緊張ではなく怖くて声が出ない。
うつむいていると、制服のブレザーに手をいれてきて携帯を探しだした。
「携帯持ってないの〜!?あ、あるじゃん!」