市立青い空学園2
「まあなんて酷い子!そんなに私の硬くてブッ太いヤツを差し込んでほしいのかしらこの子?」

そう言い、佐藤の頭に軽く触れる。太い指が佐藤の頭を気持ち悪いくらい優しく撫でる。

なにを感じたのか、突然、佐藤は身体を起こすと松林を押し退けて室外に逃げ出す。

「ちょっ、貴様!貴様あああああ!」

後に残るのは絶望感が充満している雰囲気と

「あらららら、逃げられない可哀相な子猫が一匹」

「そうですねー」

狂喜に汚染された鬼畜が二人。

松林は唇を舐めながらポケットをまさぐり、そして取り出す。

「メス!?」

松林は取り出した極太のメスを指先で回しながら猫田に近寄る。

「大丈夫。これで弄り回してあげるわ。あんなところやそんなところを」

「どこを!?」

問い掛けるが松林は答えない。

山田は猫田のお腹に頬擦りをしてハアハア言っている。

松林は猫田の爪先から頭の頂きまでじっくり眺める。

「まずは…肛門からかしら」

ひっ、と掠れた声が出たが、二人は気にしない。

「大丈夫よ、そのうちに感じるわー。私が」

「あんたがかよ!」

「まあ気にしないでー。じゃあ行くわよ」

腰をくねくね動かしながら覆いかぶさってくる松林に猫田は悲鳴をあげるが、そこから先のことは二人を除いて誰も知らない。


学園は今日も平和だ。
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