委員長が泣いた日(短編)
「え?……やっ」
ペチャッと不埒な音が聞こえて再び委員長の舌が私の首筋に這った。
貰うってそういう意味!?
“全部欲しい”委員長の言葉が頭の中で何度も連呼されて、やっと意味のわかった自分の無知さに唇を噛み締める。
やめて。とも言えずに、セーラー服の中に再び浸入していった委員長の手に神経すべて集中して
これから何が起こるのか必死に考えた。
「…セーラー服ってエロいよね」
「ふぇ……?」
プチッと外されたブラのホック
私以外触れた事がない体を触れていく委員長
「壊れそうだよっ」
「壊してやるよ」
体のどこかで私も委員長が欲しいと意識しだした時だった。
「ゃ、ぁっ」
胸を触られることがこんなにも恥ずかしいことだなんて知らなかった。
ガクンと足の力がなくなって委員長に体を支えられながら座り込む。