君だけに・・・
出会い
「早くしないと遅れるよぉ!」

「分かってるよぉ!」

今日から中学生のあたしは双子の妹に急かされながら大急ぎで用意をしているところだ

「お姉ちゃんって何でそんなにまったりできんのかねぇ~」

「うるさいっっ!!そんなこと言ったら未来だって昨日スクバ無くしてたじゃんっ!」

「ふんっ!」「ふんっ!」

こんな風に喧嘩しながら何処かへ行くのはもう慣れている。だって小学生のときも

あたしたち双子は有名な犬猿コンビだったんだから!

そんなこんなで中学に着き、入学式を終えてクラス表をみてみる。

あたしは2組で妹は3組だった・・・そして気になる名前が1つ・・・

「中村 煉」小学生のときから大好きな人の名前だった・・・

「これって運命かもよ・・・」あたしの耳元でからかうように未来が言った。

「そんな分けないでしょっっ\\\」あたしは顔を真っ赤にして言った。

でも・・・もしかしたら・・・ホントに運命かも・・・・!?

そう信じたいなぁ・・・・・・









 


< 1 / 2 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop