優しいきみが好き
「加奈ぁ・・・。」




美佳は泣き出してしまった。でもここは教室。さすがにやばいなって思って教室から出て屋上へ行った。




「ごめん・・・。言いすぎたよね。」




私は美佳に謝った。




「ううん。加奈のせいじゃないから。」




そう言って美佳は笑ってくれた。




「確かに加奈の言うとおりなんだよね・・・。あきらめきれてない自分がいる。」
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